クロック交換(3) [PURE AUDIO]
前回の報告で音が良くなったと書きましたが、しばらく使ってみるとちょっと問題点が有ることが分かりました。
・電源を入れて数時間経つとと音が粗くなってくる。特にSACDの音がひどい。
・SACDの音はどうも前より高い音が伸びていない様に聞こえる。
というわけで、新たに改造しました。
①クロック基板に3.3Vの三端子レギュレータを追加
②電源の入り口に入っていたフェライトビーズは削除。電源をもらっている下の基板にもチップフェライトビーズが入っており。2重にフェライトビーズが入っており、結果として電源にインピーダンスが高くなっていたのを改善。
③OSコンを口径が大きいものに変更。同じ容量でも大口径のものの方がESRが小さいため。
この変更でSACDの音でもSNが良くなり、CDもさらに良くなりました。ただ、時間が経つと音が悪くなるのはプレイヤー内の温度上昇が原因かも知れないので、とりあえずはトップカバーを開けてエージングしています。SACDはクロックの特性にシビアに反応するようです。
やっぱり高価なオシロスコープでいろいろなジッター特性を測定すれば原因が分かるかも知れません。
クロックの特性による音質の変化を周波数偏差の特性だけで議論するのは無理が有るように感じました。
今日の記事はちょっとマニアックでした
2009-09-13 23:14
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こんばんは。時間が経つと・・・ということから温度上昇が怪しいですね。
音が荒くなったときのクロック波形と、その時に扇風機等で風をあてて、
温度を下げたときに音が変化するか気になるところですね。
こういう思考錯誤って楽しいですよね。私も以前作ったDACをいじりたくなりました。(笑)
by yoshi! (2009-09-14 00:22)
蓋をしめてエージングしていますが、音はほとんど変化しません。
何が原因だったのかいまひとつ分かりません。
もう一度元に戻すのも面倒くさいのでとりあえずこのままエージングすることにしました。
とりあえずいい方に向かっているので良しとします。!
by とんちゃんゴルフ (2009-09-15 22:19)