エスプレッソの旅_PART2(1) [エスプレッソ]
祝30000ページビュー。皆さんのおかげで30000ページビュー到達です。これからもよろしくお願いします。
今回のエスプレッソセミナーはベーシックセミナーという無料のセミナーでした。講師は日本SAECOの渡辺トレーナーです。
まずはWBC(World Barista Championship)2008大会のライブ・ビデオの上映がありました。World Baseball Classic ではないです。(笑) 優勝したアイルランドのStephen Morrisseyさんの決勝選での模様です。競技者は15分間に4杯のエスプレッソ、4杯のカプチーノ、4杯のシグネチャードリンクを作る必要がありその模様がビデオで流れました。ちなみに今年はロンドンで6月23~25に開催されます。来週です。登録すればLIVEストリーミングで見れるようです。
ビデオをみた後、基礎知識ということでテキストに沿って説明がありました。
まずはSAECOの名前の由来についてです。創業者のSergioさんのS、ArthurさんのA、イタリア語で&を意味するe、これにComapnyのCo、これからSAECOという名前がついたとの事です。
テキストの内容を詳細に記す事はできないですが、重要なことが何点かありました。
・エスプレッソを淹れるためのの4つのM ①エスプレッソマシン ②グラインダー ③腕(技術) ④ブレンド
この4点がそれぞれ1/4づつの割合ということはやはりグラインダーが必要なのかということで、この後、結局購入してしまいました。
・エスプレッソの抽出時間について
セミナー当日はSAECOのセミオートのマシンを使用していました。恐らくSE-200だと思います。このマシンにグラインダーで挽いたばかりの粉をセットして抽出するのですが、気づいた点は
①エスプレッソが蜜を垂れるようにゆっくりと出てくる。しかも細い流れで出てきます。 ②抽出時間は20秒以上かかっているたぶん25秒ぐらいになるようにマシンには記憶されている。トレーナーの方は抽出ONのボタンを押しただけで、マシンには触らなくても自動的に抽出は停止しました。 ③エスプレッソの色はかなり濃い茶色でタイガースキンが出来ていた。
つまり、今まで自宅でマジックカプチーノで淹れていたエスプレッソは抽出時間が10秒ちょっとしかかかっていなかったので本当のエスプレッソではないということがよくわかりました。抽出時間が短いと色が濃い茶色にならず、白っぽい色になっている写真がテキストに載っていました。まさにこの状態です。
マシン自体にクレマ増強機構がついているので何となくこれで良いと思っていましたが、違っていました。短時間で抽出しているのでどうしても苦みが強い様です。
セミナーで飲ましてもらったエスプレッソは今まで飲んだエスプレッソの中で一番美味しかったです。全然苦くもなく、むしろ豆の旨みの方が強く感じます。
というわけで、自宅でも長い抽出時間で抽出出来るようにいろいろと試していますが現状はどんな感じなのかを動画でアップしてみます。20秒は超えていますが、左右で抽出量に差があるのはご容赦ください。ちょっとクレマも少ないですね。あくまでこんな感じということで見てみてください。もちろんクレマ増強機構は外しています。
ちなみにこのセミナーときのマシンだと、この動画よりもっと細い流れで蜂蜜が垂れるようにエスプレッソが抽出されます。
ちなみに動画の画面に文字が入っていますが、*.avi → *.m4v に変換するフリーソフトを使ったせいです。このソフトは AVS video Converter6 というソフトです。フリーでも変換出来るのですが文字が入ってしまいます。文字が入らない様にするためには年間$39必要です。 文字が入らないフリーソフトですと音声がうまく処理されず無音になってしまうものばかりです。。
so-netのブログは動画のファイルサイズの上限が5MBです。これを超えないようにm4vに変換しているのですが、とりあえずこの状態でアップします。
もし、いいソフトが見つかったらそれで変換して差し替える予定です。
参考のために、第2回目のブログの時の動画もアップします。このときは10秒もかからずに抽出していますが、クレマ増強機構のせいでやけにたっぷりとクレマがでます。
エスプレッソの旅_PART2(序章) [エスプレッソ]
3月中旬に島根と鳥取に行きました。実はその翌週に大阪・神戸に行ったのですがなかなか記事がかけませんでした。ぼちぼちと書いて行こうと思います。
今回の目的は大阪でSAECOのエスプレッソセミナーを受けることです。何故か東京では開催しておらず、大阪まで受けに行きました。このセミナーはSAECOが主催ではなく、らぶカプチーノさんという福岡にあるSAECO専門のショップが主催です。こちらのホームページはなかなかマニアックでおも白いです。
開催場所はSAECOの大阪ショールームです。ショールームは梅田から1駅先の中津です。13:45から開催との事でしたので、新横浜発10:06の ’のぞみ321’ で大阪に向かいました。新大阪で新幹線を降り、地下鉄に乗り換えにて中津の駅で降り、地上に出るとショールームはすぐに見つかりました。
今日のセミナーな内容は大きく分けて
・エスプレッソの基礎知識 ・正しいマシンの操作方法 ・アレンジドリンクの作り方 トラーニのシロップを使ったアレンジドリンク(東洋ビバレッジさん) エスプーマを使ったアレンジドリンク(東邦アセチレンさん)
こんな感じだった思います。3ヶ月前の話なので結構忘れているのですが、思い出しながら書いて行きます。
ただ、最初にお詫びがあります。デジカメの電池を忘れたので写真がありません。すいません。
写真を撮ろうとしたら電源が入らないので・・・・???電池を充電器に挿したまま東京の自宅に置いてきました。残念。続く
illyの缶コーヒー(2) [エスプレッソ]
昨年ブログで紹介したillyの缶コーヒーですが、最近はどこにも見かけなくなりました。やはり190円では買う人いないですよね・・・と思っていたら、今日多摩センターの千歳屋にありました。
なんと1本55円でした。
今日は5本買いました。275円です。あしたも売ってたら買いしめようかな・・・
ちなみにコカコーラのilly issimo のHPをみてみると味がラテマキアートとブラック無糖の2種類になっており、今日買ってきたカフェ味は無くなっているようです。
ちなみにどこで売っているかを調べてみると、高級スーパーでしかあつかっていなようです。一番近いのは国立の紀伊国屋でした。
今度、カイルアコーヒーに行ったときについでに見に行って見ます。
早速飲みました。一本55円なら安いです。
グラインダー購入(続き) [エスプレッソ]
グラインダーを購入していろいろと実験しましたが、だいたいうまくエスプレッソを抽出できるようになってきました。
以前、うまく抽出出来なかった原因のひとつとしてはSAECOのフィルターホルダーに内蔵されている強制クレマ抽出機構です。以前ブログでも写真を載せたことがありますが、要するに圧力調整弁のような機構があり、強制的にフィルターホルダー内部に圧力をかけ、クレマが出るように抽出されます。
ただ、この機構のせいで微妙な挽き加減の差での味の変化がわからなくなります。ということでこの機構をとりはずしました。これが一番重要でした。
現状はどのような手順で抽出しているかを一度整理してみます。
・グラインダーの挽き加減はKG364Jで一番細かい設定です。
・次に挽いた粉をフィルターホルダーに詰めますが、以前とは少し手順を変更しました。 まずは一杯目の粉を入れます。
粉を入れた後、フィルターホルダーで下のステンレス版を叩くようにして粉をならします。結構、力をいれてやると、粉がうまく詰まってきます。ここが重要です。粉をフィルターホルダーに目一杯入れてからタンピングだけで粉を詰めるより、叩いて下から粉を詰めるほうが良いです。
2杯目の粉を入れたら、またフィルターホルダーを叩いて粉を詰め、最終的には目一杯まで粉を入れます。
手ですり切って表面を平らにし、タンピングします。タンピングといってもタンパーの重さで沈む分に少しだけ力を加えるくらいです。思いっきり手で力をかけてタンピングすると、家庭用のマシンでは抽出出来ません。ポタポタ落ちるくらいになってしまいます。
タンピング後です。
これで抽出してみます。
ちょっとクレマが少ないですが、まあこんなところです。いつも向かって右側の方が多めに出てしまいます。この原因は調査中です。写真では一応蜂蜜がとろっと垂れるように出ているように見えますが、業務用のマシンに比べると太い流れで出てきます。ということは抽出時間が早い事になります。今でも20秒はかからないです。業務用マシンは細い流れなのでゆっくりと抽出されます。いろいろとやってみましたが味で判断すると、ポタポタ落ちる位の方が美味しいです。ただ、そこはマシンの限界ぎりぎりのところなので、ちょっと条件が変わるとほとんどエスプレッソが出なくなったりします。
これはマジックカプチーノの場合の話なので、他のマシンでは条件は違うと思います。 エスプレッソの豆はカイルアコーヒーさんのル・ブリミックスです。
グラインダー(KG364J)購入 [エスプレッソ]
今年のGWは天気も良さそうで良かったです。
いつもなら、志賀高原に滑りに行くのですが、あいにく緊縮財政なので家にいます。 3月末に大阪までいき、SAECOのショールームでエスプレッソセミナーを受けてきました。そのときの経験からわかった事は
・グラインダーで挽いたばかりの粉の方がおいしい。 ・いままでマジックカプチーノで抽出していた時間は10秒ぐらいでした。もっっとゆっくりと抽出しないと美味しくない。20秒以上必要。 ・マジックカプチーノには強制クレマ抽出機構があるので、一見クレマがたっぷり出ます。でもなんだか不自然な味に感じてきた。
カイルアコーヒーさんから使っていない業務用グラインダーをお借りし、いろいろ実験していたのですが、どの辺の細かさで挽くのがよいかどうも掴めません。
というわけでデロンギ製グラインダー、KG364J購入です。ちょうどアマゾンで値段が安かったので購入しました。9678円と格安でした。今は値段がちょっと上がっています。
挽き加減はホッパーを回して調整しましす。一番左のExtra Fineがエスプレッソ用です。三段階あるのでどこがベストポイントかを探っています。今のところ一番左か、その一段階下が良いようです。
ホッパーの中に豆を入れた様子です。
Web上のレビューに書いてあるとおり、挽いた後に歯の内部に粉が結構残ります。製品に付属しているブラシでは大きすぎてうまく掃除が出来なさそうなので、ダイソーで購入した筆を使って清掃しています。
ホッパーを外すと歯が出てきます。
上の歯を外すと、粉がずいぶんと付着してるので、筆を使って掃除します。
下にみえる透明なプラスチックが粉受けです。
下の歯を掃除中です。
挽き加減は大分わかってきたので、今は粉の詰め具合とタンピングの加減を検討中です。
大阪で業務用のマシンを使ったのですが、本当に蜂蜜が垂れるかのようにエスプレッソが出てきます。どうやらマジックカプチーノではそこまでは難しいのでエスプレッソマシンを買い替えたいのですが・・・ちょっと予算がないのでもうしばらくマジックカプチーノでがんばってみます。
McCafe [エスプレッソ]
最近、McDonald’sでコーヒー以外にもカプチーノやカフェラテが販売されています。TVでもMcCafeといって派手に宣伝されています。そういえば飲んだことが無いと思い買ってみました。
カプチーノです。
Mサイズで240円でした。スチームしたミルクの泡がそこそこ細かくて口当たりは良いです。ただ、ミルクの味がかなり薄味で水で薄めたミルクをスチームしたような味です。
ミルクが薄味なのでエスプレッソもかなり薄味です。エスプレッソというよりはコーヒーに近い味です。240円なのでこれで良しとします。家のエスプレッソマシンでつくったカプチーノの方がはるかにおいしいです。
ついでに宣伝しているハワイアンバーガーも買ってみました。
こちらはそこそこおいしかったです。でも440 420円はちょっと高いかな!
illyのエスプレッソカップ [エスプレッソ]
illyのエスプレッソカップを購入しました。
Delonghiのエスプレッソカップは持っているのですが、あいにく会社の昼休み用となっており、自宅にはちゃんとしたエスプレッソカップがありません。 ちょうど、京王のパスポートカードのポイントが貯まったので聖蹟桜ヶ丘の京王アートマンで購入です。
ちゃんとしたエスプレッソカップはエスプレッソの温度が下がらないように肉厚になっています。もちろんエスプレッソを抽出する前にカップを温めておく必要があります。
同じくillyのカプチーノ用カップを並べてみました。
デザインの統一感が取れていますね! ここで、口コミ情報です。エスプレッソカップとカプチーノカップの受け皿は全く同じサイズでできており、どちらのカップにも使えるようになっています。収納にも便利です。
すでにどちらかのillyのカップをお持ちでしたら、同じillyを購入した方が良いと思います。
早速、エスプレッソ入れてみました。
おいしいです。
タンパー購入 [エスプレッソ]
皆さん、遅くなりましたがあけましておめでとうございます。 今年もよろしくです。 新年早々マニアックなねたでいきます。
以前から、ちゃんとしたタンパーを購入したいと考えていますが、なぜかSAECOのマジックカプチーノに使えるサイズは標準品として扱っているところがありません。1400円ぐらいで購入したスターバックスのタンパーを使ってきましたが、いろいろと不満があり探していました。
マジックカプチーノのサイズは53mmで、これ以外の58mm、56mm、52mm等々のサイズは売っています。販売されているタンパーは業務用のマシンを使われる方のためのもので、家庭用のマシンを使う方のために適当な値段のものはほとんどありません。
カナダにはREG BARBERというタンパーのオーダーができる有名な会社があるのですが、とりあえず手頃なタンパーを使ってみてからオーダーしてみたいと思っています。
年末にタンパーを検索していると日本のミクロ工業というステンレス加工の会社がタンパーを販売しているの見つけました。そちらのホームページを見ると、家庭用のマシンを対象とした3種類のサイズ・・50mm、53mm、58mmでちゃんと対応マシンの名前が書いてあり、SAECO用の53mmもありました。
早速、注文しました。送料込み8400円でした。53mmのもので型番はMTP53です。 ちなみにデロンギのエスプレッソマシンは50mmです。
到着です。
タンピングする面はふらっとです。平面の精度は10ミクロンで、角だれを防ぐため鏡面加工はしていないとの事です。
重さははかりで量ると473グラムありました。結構重いです。重みだけでタンピングできそうです。
スターバックスで買ったタンパーと比較してみます。(右側) スターバックスのタンパーはRが結構ついてます。これだけRがついていると、フィルターホルダーの外周部がどうしてもうまくタンピングされません。
SAECOのフィルターホルダーにぴったりです。
早速、エスプレッソいれてみました。 いつもより味が濃く出ている気がします。MYエスプレッソマシン(会社用) [エスプレッソ]
みなさん、すっかりご無沙汰しております。今日は12月10日ですので、今年も残り3週間となりました。そろそろボーナスも出る頃ですが、今年はあまり物欲がないので高い買い物をせずに済みそうです。と言ってもちょこちょこと購入はしていますのでいずれ紹介します。
久々のブログの記事ですが、毎日昼休みにエスプレッソを飲むのに使用しているマシンを紹介していなかったので紹介します。
サエコ SUPERIDEAです。
基本的な構造は自宅で使っているマジックカプチーノと同じですが。水を入れるタンクにフロートがあり、タンクの水の量がわかるのが楽しいです。マジックカプチーノと比べると随分かわいらしいデザインです。
なぜか、エスプレッソ抽出時の音もこちらの方がずいぶんと静かです。このマシンはヤフオクで8000円ちょっとで落札したもので、7~8年前のモデルです。
このマシンでspringさんのご主人と毎昼休みにエスプレッソを飲んでいます。マジックカプチーノと味が微妙に違っていて、こちらのエスプレッソの方が美味しいです
エスプレッソマシン不調(その3) [エスプレッソ]
この記事、もう少し続きます。前回、エスプレッソマシンのフィルターが目詰まりの原因と分かったところまでを書きましたが、フィルターの構造をもう少し説明してみます
フィルターは実は2層の構造になっているようです。表側から撮ると結構小さい穴です。この部分が目詰まりしています。
ブラシでこすっても穴が小さくて駄目なようです。
裏側の穴は結構大きいので歯ブラシで十分です。
新品のフィルターが届きました。穴がちゃんとあいてます。
カイルアコーヒーのコバヤシさんの助言でコンロであぶってみました。実はうちはIHなのでポータブルのコンロしか有りません。火力が今ひとつですが、だいぶ穴が開いてきました。真っ赤になるまであぶるところまではやっていません。
他にいい方法が無いか検討中です。めがねの洗浄に使う超音波振動器なんてどうでしょうか? いい方法が見つかったら又報告します。