Blu-Spec CD [PURE AUDIO]
遠方の友人からBlu-Spec CDは凄いとのメールが有りましたので一枚買ってみました。
EW&FのALL'NALLです。以前から持っているCDです。本当は松田聖子のBlu-Spec CDを買おうと思っていたのですが、どこにも売っていないのでこれにしました。
Blu-Spec CD盤です。
両者を比較しての感想ですが、Blu-Spec CD盤はクリアの音がして、低音のバスドラ、ベースが随分と分厚くなって、音の重心がかなり下がって来ています。音像は全体的に前に出てきて、音像が大きくなってます。ハードロックなら良いですが、ちょっと全く別物になっています。モーリス・ホワイトのカリンバの繊細感がだいぶ損なわれた感じです。
確かに、物理的には良い音なのでしょうがちょっと別の音楽になった感じです。
先日、角松敏生のラジオ番組を聞いていたら今剛さんがゲストでした。2人ともCDをプレスする場所で音が結構変わるので、プレスする製造ラインを指定しているという話をしていました。
それくらいシビアに考えているミュージシャンもいますので、もう少し音のバランスを調整して出して欲しいと思います。このディスクの最初の発売は1977年ですので当時としては驚異的に優秀な録音です。もう少しオリジナルの音に敬意を払って欲しいと思います。
クロック交換(2) [PURE AUDIO]
正しい周波数のクロックが届きました。22.5792MHzです。
いつものサンハヤトさん基板を使ってクロック基板を作ります。基板にだいたいのパターンをマジックで書き、銅箔テープをそれに合わせてカットし、基板に半田付けしてパターンにします。 それが終わったら部品を半田付けしていきます。
大体完成しました。これにワイヤーを取り付けて完成です。電源側のワイヤーはAWG18のワイヤーをツイストペアにしました。クロック出力はシールド線です。ちょっと細い同軸が見つからなかったので、とりあえずこれで行きます。
とりあえず仮り組みして、動作確認です。オシロスコープで波形をみると22.579MHzちゃんと出ています。
CDを入れて音が出るか確認です・・・・・・出ました。
ここでいったん休憩です。若葉台のユニディに行って基板を乗せるゴムを買ってきて、両面テープで基板をゴムに取り付けました。3.3Vの電源基板の上に鎮座してます。
しばらくエージングが必要ですが、とりあえず試聴です。一番再生が難しいピアノで聞いてみます。
まずはルービンシュタインのショパンです。ルービンシュタインの微妙なタッチの再生が非常に難しいです。
前より、ピアノの音の芯がしかっりしてきて、セパレーションも良くなってます。微妙なタッチも正確に再現出来ているようです。
次はチック・コリアと上原ひろみの「Duet」です。
これはブルーノート東京でのライブです。ウエイターがお皿を片付ける音を結構マイクが拾っていてこの音がものすごくリアルなのですが、この音がいっそうリアルになり、定位がはっきりして来ました。2台のピアノの音像が小さくなり、ピアノの音のアタック感が増しています。
とりあえずクロック交換の成果は有ったようです。良かった
これ以外にも音を改善する方法が分かったのですが、それはまた別の機会にでも報告します。
クロック交換(1) [PURE AUDIO]
久々にPD-D9のチューンアップということでクロック交換を行うことにしました。
現在はクロック用電源に専用電源回路を追加しています。といっても三端子レギュレータをつけただけです。PD-D9の水晶発振モジュール用に接続される電源はフェライトビーズがシリーズに入っています。フェライトビーズを外してここに3.3V電源回路の電源を接続しました。
水晶発振モジュール用の電源を専用電源化すれば電圧変動が低減され、発振周波数の変動が低減します。これがDACの音質改善になります。
一般のユーザーが購入できる水晶発振モジュールといえば三田電波株式会社製になります。 今回はプラクトサウンドシステムさんから購入しました。5880円+送料でした。
これです。現品の表示を見るとMTX3-0510、24.5760MHzです。3.3V品として購入したので正確な型番はMTX33-0510と思われます。3の下にアンダーバー表示があります。
波形のデータも付いてました。
さて、交換する前に自宅のオシロスコープでPD-D9の発振周波数確認です。
あれ、周波数が22.579MHzと表示されてます。24.576MHzではない・・・久々にやっちまいました。
24.576MHz = 48KHz * 512 だとばっかり思っていたのに
22.5792MHz = 44.1KHz * 512 でした。
最近、老眼で基板に載っている部品表示がよく見えないので、ちゃんと確認しなかったのが敗因でした。デジカメで水晶振動モジュールの表示を撮ってみると・・
確かに22.5792MHzです。*(注)逆方向から撮ったので表示は逆さです。
このネタはしばらく先につづく・・・・これからプラクトサウンドシステムさんに発注します。
カセットテープのデジタル化 [PURE AUDIO]
WM-D6Cが直って来たので、20年以上前に録音したライブをデジタル化しなくては・・・ということで サウンドパックスさんがお盆休み中にCD-RECORDERを借用してデジタル化です。
借りたのはTEACのCD-RECORDER、RW-02USBです。WM-D6Cで再生した出力をアナログ入力に入れてCD-RWにコピーします。
いきなりCD-Rにコピーすると失敗したとき困るので、まずはCD-RWにコピーし、完了したらPCでCD-Rに高速コピーします。AUDIO用CD-RWも一緒に借りました。
6本のカセットテープのデジタル化が完了しました。でもチャプターがきちんと打たれたいないのでいまいちです。オーディオ編集ソフトで編集する計画が次ステップとなりそうです。
ちなみにデジタル化した音源は
1.CASIOPEAのLIVE、NHK-FM、SESSION86’、86.09.20_OA
2.スクエアのLIVE、NHK-FM、SESSION87'、87
3.LARRY_CARLTON_LIVE、FM-TOKYO、渡辺貞夫マイ・ディア・ライフ、87.05.10
4.LARRY_CARLTON_LIVE、FM-TOKYO、渡辺貞夫マイ・ディア・ライフ、87.05.17
5.DAVID_FOSTER & LEE_LITENOUR_LIVE、
6.CASIOPEA_LIVE、おそらく86年10月10日、
20年以上前に録音したカセットがきちんと再生出来ることにちょっと感動しました。
これから編集ソフトを探します。
ONKYOさんの試聴イベント(その3) [PURE AUDIO]
聞きながら簡単にメモしただけなので不正確な点があるかもしれませんがご了承ください。
・お店の構造について
会場がレストランのメインダイニングルームだが、部屋の構造の関係で奥にスピーカー
を置くと反響しすぎるので出来るだけ前に(試聴者側)に出したスピーカーのセッティング
になっている。
・製品の説明(詳細はONKYOさんのHPまたはe-onkyo directを参照してください)
①A-5VL(B)
デジタルアンプの特長
高いドライブ能力有り
効率が良く、熱が出ない。
コンパクト、省エネ
電源部・・・・SW電源ではなく、アナログ電源とした。音質重視の結果。
電源トランス・・・左右別々
デジタル入力・・・デジタルアンプにデジタル入力はないの・・?
ということで今回はデジタル入力をつけた、2入力(同軸、光各1)
DACはバーブラウンのPCM1796
RCAアナログ入力端子は19mmピッチ(通常より広め)の削りだし品、金メッキ、太い
ケーブルの接続もOK
当日見せていただいた内部の写真です。奥のアンプの回路がコンパクトなのに、手前のトランスが 大きいです。デジタルアンプなのでヒートシンクがずいぶん小さいです。
PCM1796が乗るDAC回路ブロックと思われます。左側がデジタル入力端子
②C-S5VL(B)
今回のDACはWOLFSON WM8742、24bit、192KHzまで対応可能なDAC
こちらも、RCAアナログ入力端子は19mmピッチの削りだし品、金メッキ、太い
ケーブルの接続もOK
フィルター特性切り替え機能(ローパスフィルターのロールオフ特性切り替え)
当日配布の資料によると
CD再生時・・・・・5パターン
SACD再生時・・・・DIRECT、4パターン
さらに、位相切り替えも可能となっています。
また、CD、SACDの再生はどちらを優先して再生するかの設定も可能です。ハイブリッド
ディスク再生時に有効な機能です。
何故SACDの対応をしたのか?と言う質問に対しては購入するメカがSACDも対応している
のも理由のひとつというおはなしでした。
SACDプレーヤーの内部の写真です。中身はすっきりしています。左側の電源基板はトランスの小ささからするとSW電源と推定。右側の基板にDACが載っていると思われますが、基板の裏側に実装されているので、見えません。
別角度から見ても中身はすっきりしています。
試聴ディスク
①ホリー・コール、タイトル不明、CD、録音は80年代?と言われていたと思います。
ジャズボーカルで全体のバランスをチェックするにはかなり良い録音と思いました。
感想:バランスはまあまあ、ボーカルのサ行がちょっときついかな。ピアノの音は
ちょっともたついている感じです。
最初ははじから2番目(正面向かって右側)に座っていたが左スピーカーの音
があまり聞こえない感じです。
そこで、ひとつ中よりの席に移動したところ、私の左側に座っていた方が、
「ここがベストです。もうだいたい分かったので、もう1個ずれるので、
こっちで聞いてみてください」と席を移動してくれました。
このかたはかなりマニアとみました。
隣の方:「スピーカーがおろしたてで、エージングが済んでいない感じですね。
クロスオーバーあたりがちょっと凹んでいる感じです」
音量が小さいとさらっとした音の印象でした(始まる前に流していた音楽での印象)。
本番で音量を上げるとそこそこな音でなりましたが、ちょっと家で鳴らすには
大きい音量でした。
②DAC切り替えでの試聴
アンプにもデジタル入力がついており、DACも内蔵しています。
従って2種類のDACを切り替えて、好みの方で聞くことが可能です。
(注)SACDの再生の場合はダウンサンプリングしてデジタル接続も可能との事をおっ
しゃってました。
ただ、HPにはSACD再生時はアナログ出力のみと赤字で記載されています。
この比較はCD再生時のみでの比較です。
(1)C-S5VL(B)のDAC(WM8472)を使用し、アナログ出力でA-5VL(B)に接続して再生
(2)C-S5VL(B)からデジタル出力でA-5VL(B)に接続し、A-5VL(B)の内蔵DAC(PCM1796)
でDAして再生
感想:両方のDACを切り替えてみて、WOLFSONの音とバーブラウンの音の違いが結構有
りました。
(1)自宅で使用しているパイオニアのPD-D9もWOLFSONのWM8741を使用しています。
それと傾向がよく似ていると感じました。
私の印象でWOLFSONの音は音場感が良く、音がスピーカーより外側まで広がって聞こ
えます。
ただ、低音のパンチは今ひとつですが、高い周波数まで伸びているSACDを聞くように
なると、WOLFSONの音は非常に魅力があります。
(2)バーブラウンの音、昔から有るCDの音という感じです。
WOLFSONのように音場は広がらず、楽器はスピーカーより内側に定位します。
高さ方向もあまり広がらないのですが、楽器ひとつひとつの音の密度感があり、
低音もインパクトがあります。音の重心が低音側です。
辻さんがどちらの音がお好きですかと質問したところ、②と答えた方が多かったです。
私も②に手をあげましたが、全体的な音としては②の方がまとまっているので②と
手を挙げました。
ただ、CD再生に限定すれば確かに②なのですが、SACD再生を考えるとやっぱり①です。
まとめ:この値段でSACDとCDの音の差がこれほどはっきりと分かるのはきちんと出来て
いると感じました。
以前、持っていたマランツのSACDプレイヤーはこれよりも高かったのですが、
SACDとCDの差がほとんど分からなかったので、がっかりした記憶があります。
ただ、くれぐれも自分の好きなディスクを持って行って試聴し、気に入ったら購入して
ください。
音の好みは人によって違いますので・・・・
当日はアンプ、SACDプレイヤー共に付属品ではなくFURUTECHの極太電源コード
を使用されていました。
当日のシステム構成、機器のコンディション等々から音のバランスを取るため
のものと思われますが、製品付属の電源ケーブルとの音の違いをきちんと
説明する必要があると思います。
電源ケーブルも結構高いですから・・・
圧縮オーディオ全盛の今、SACDは非常にマイナーなフォーマットとなり、知っている人も
すくないですが、SACDの音の良さを少しでも多くの人に知っていただければ
と思っています。
ただ、最近新譜で発売されるのはクラッシックのディスクばかりなのが残念です。
ONKYOさんからもレポートが出ていますので、こちらも参照してください。
ちょっと長すぎて読みづらいと思いますがお許しください。書くの結構疲れました。
ONKYOさんの試聴イベント(その2) [PURE AUDIO]
前回は全体の流れを説明しただけでしたので、ここからが本編ですが、まずはオクタヴィアレコードさんの部分です。
オクタヴィアレコードの小野さんによるSACDの話
聞きながら簡単にメモしただけなので不正確な点があるかもしれませんがご了承ください。
・オクタヴィアレコードについて
クラッシック専門で10年前に設立。設立当時は24bit-PCM録音したソフト
2001年頃からDSD(2.82242MHzサンプル)で録音し始めた。ソニーの機材。
当時の欠点は低音がでない。堅く、締まりすぎる。最近はCD並みに低音が出るように
なってきた。
・オーディオ業界について
昔は中級品?(10万以下の意と判断)の様な価格帯があり、そこに各社がコストパフォーマンスが 高い商品を投入して 競い合っていたが、現在はそのような価格帯に商品は少ない。今回、ONKYOさんがこの価格帯に商品をだしてくれた事を評価したい。
・試聴ディスク
①
-GLORIA-トランペット名曲集より(オクタヴィアレコード)、CD
曲:バッハ・アリオーソ、演奏:ケイマル(トランペット)、バルータ(パイプオルガン)
トランペットとパイプオルガンのバランスに注目
感想:トランペットはきれいに鳴っているがパイプオルガンの低音はこのシステムではちょっと厳し い。
②
ストラヴィンスキー:春の祭典、2008年発売と言っていたので
演奏はヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮)オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団演奏
と思われます。
CDとSACDのHYBRID盤なので、両方を再生しての音の比較です。
感想:弦の厚みとブラスの音が全く違います、フルート、ピッコロの様に高い周波数成分を持って いる楽器の音の生々しさが全く違う。SACDの優秀さがはっきりと分かった。
ただ、このシステム構成ではちょっと再生するのに厳しいと思いました。
③ ②のディスクのダイレクトカットSACD盤。
さらに弦の厚みと生々しさが増した印象。
②と③の差の方が①と②の差より大きいと感じました。
そもそも何故このようなディスクを出そうと考えたのは検聴盤といわれる最初のプレスのディス クと市販ディスクのの音の差が大きいのでこれを何とかできないからとのお話でした。
オクタヴィアレコードさんのHPにダイレクトカットSACDの図があります。この図でいうとチェック用ディスクが検聴盤になると思われます。
値段は出来れば7~8000円ぐらいで市販したいとの事でした。通常のプレスよりスタンパーの複製行程が少ないが、数は作れないのでどうしても高価になってしまう。*追記:現在は2万円程度で販売されているようです。
SACDのフォーマットとして優秀性から複製による音の変化がはっきりと分かるのでしょうか? さらにマスターディスクのクローン・コピーもあるそうですが、ちょっと買える値段ではなさそうです。
この話を聞いているとBlu-spec CDの説明に書いてあるBlu-ray Discの製造システムで作製 したCDはきれいなピット形状をしている説明が頭に浮かびました。何段も複製するとピットの形状が変化して音が変わり、それがSACDの音質の変化の原因となるのか興味深いところです。
今日のところはここまでで引っ張りますが次回はいよいよSACDプレイヤーの話になる予定です。
つづく・・・
ONKYOさんの試聴イベント(その1) [PURE AUDIO]
8月1日 ONKYOさんの試聴イベントに行ってきました。
このイベントはONKYOさんのネットショップ、e-onkyo direct で販売するネット限定モデル
・A-5VL(B)、Digital Pre-Main Amp
・C-5VL(B)、SA-CD/CD Player
発売記念試聴イベントです。
ネット限定といっても限定のブラックカラーということだけで、中身はシルバーと同じ
と思われます。
今オーディオ業界は2極化していて、超高級品か安い商品しか有りません。近所の量販店に行っ
ても単品コンポを置いていません。ネットを媒体にした宣伝手法等を検討しているのかな・・と
思いつつ会場へ向かいました。
場所は麻布十番です。以前は麻布十番はちょっと行きにくいところだったのですが、南北線が
できたので、多摩急行を使えば乗り換え一回ですみます。
会場はサンス麻布十番というフランス田舎料理のお店で、B1のメインダイニングに
椅子を並べての試聴会でした。豪華なシャンデリアがぶら下がっており、いつもの試聴会とは違う雰囲気でした。
お店の案内を頂きました。
当日のスケジュールは
・14:00 ご挨拶
・14:10 製品説明
ONKYO 辻一郎さん
・14:40 SACDについて
オクタヴィアレコード 小野さん
・15:00 質疑応答
・15:15 体験コーナー(参加者持参のディスク再生)
・15:35 お楽しみ抽選会
・15:50 新製品ご紹介
・16:00 終了
当日の機材は
・A-5VL(B)、Digital Pre-Main Amp、¥69,800
・C-S5VL(B)、SA-CD/CD Player、¥84,000
・D-312E、2way Speaker System、¥94,500
でした。
お土産はオクタヴィアレコードさんのサンプラーディスクを頂きました。もちろんはSACD/CDのハイブリッドディスクです。
今日のところはここまでで・・詳細は次回へ続く
カセットテープ特集 [PURE AUDIO]
WALKMAN PROFESSIONALが修理から戻ってきたので、家にあるカセットテープを整理してみました。写真に撮りましたのでブログにアップします。いろいろなカセットテープがあって面白いです。 yoshi!さん向き特集でしょうか・・・・?
まずはSONYから
・BHFです。CrO2 POSITIONテープです。*訂正NORMAL POSITONです。
・DOです。これもCrO2 POSITIONのテープです。
・HF-PROです。NORMALテープです。CERAMIC TAPE GUIDE使ってます。結構、高かった記憶があります。
・maxellのXLⅡ-S、CrO2 POSITIONです。黒いハーフがちょっとかっこよいです。
・AXIAのSD-Master、これもCrO2 POSITIONです。
・TDKのSAです。CrO2 POSITIONです。
・本日の目玉はこれです! TDKのMA、METAL POSITIONです。未開封です。ここまでくると開けられません。
・カセットのクリーニングキットです。これはまだ売ってます。今年買いました。
・カセットの消磁器です。新品では手に入らないようなので、オークションで買うしかないようです。
生き残っているテープはCrO2 POSITIONが多いですね!
BD、DVD-R、RW、のディスクは20年後も再生出来るのでしょうか? 進歩すればするほど寿命が短いのではと予測しています。
WALKMAN PROFESSIONAL 修理完了 [PURE AUDIO]
先日、修理に出したWALKMAN PROFESSIONAL ことWM-D6Cが戻ってきました。
実はこの製品は2000年迄カタログに載っていたので、たぶん修理可能と思っていましたが無事直りました。 修理代は¥9480でした。 交換した部品は
・ベルト(キャプスタン)
・ベルト
・フライホールブロッククミ
の3点でした。
オーバーホール希望、修理代上限5万と書いたのですが、最低限の修理となりました。
しかし、25年前の機械の修理が出来るとはSONY恐るべしです。
これからやらなければいけないことがあります。カセットテープに録音されている貴重な記録のデジタル化です。FMから録音したこの4本のライブをデジタル化するのが目的です。 テープはいずれも86年録音です。
もちろん非圧縮でデジタル化します。方法はいろいろあるのですが思案中です。 しばらくかかりそうですが、完了したら報告します。
機材紹介(WM-D6C) [PURE AUDIO]
前回はカセットデッキを紹介したので懐かしきカセットシリーズ。
懐かしいWALKMAN紹介します。 WALKMAN PROFESSIONAL WM-D6Cです。 大学生の時に通学時にこれで音楽聞いていました。このころからマニアックですね! 友人からはそんなにでかいのはWALKMANではないと言われてました。バイト代を貯めて買いました。当時の定価が¥64000でした。
主な特長
・クオーツ・ロック、キャプスタン・サーボシステム ・ドルビーCタイプNR ・アモルファスヘッド etc・・・
当時の最新技術を盛り込んだものでした。 大学の同級生のライブをこれで録音してあげたところ、ライン録りしたものより全然音がよいと驚いていた記憶があります。
箱です。
箱を開けるとこんな風に入っています。
本体写真
ドアを開けるとこんなかんじです。左側が電池ケース入れで単三電池4本使用です。電池は3~4時間しか持たないのでニッカド電池を充電して使用していた記憶があります。
側面(正面側) ボリュームと操作ボタン
側面(右側)、録音ボリュームを3回交換、ヘッドフォン端子も2回交換した記憶があります。
側面(背面側)
まだ動くようです。音がでました。
大学生の頃からこんなので聞いているので、未だにiPodを買う気になりません。可能ならオーバーホールしてもらおうと思っています。