Blu-Spec CD [PURE AUDIO]
遠方の友人からBlu-Spec CDは凄いとのメールが有りましたので一枚買ってみました。
EW&FのALL'NALLです。以前から持っているCDです。本当は松田聖子のBlu-Spec CDを買おうと思っていたのですが、どこにも売っていないのでこれにしました。
Blu-Spec CD盤です。
両者を比較しての感想ですが、Blu-Spec CD盤はクリアの音がして、低音のバスドラ、ベースが随分と分厚くなって、音の重心がかなり下がって来ています。音像は全体的に前に出てきて、音像が大きくなってます。ハードロックなら良いですが、ちょっと全く別物になっています。モーリス・ホワイトのカリンバの繊細感がだいぶ損なわれた感じです。
確かに、物理的には良い音なのでしょうがちょっと別の音楽になった感じです。
先日、角松敏生のラジオ番組を聞いていたら今剛さんがゲストでした。2人ともCDをプレスする場所で音が結構変わるので、プレスする製造ラインを指定しているという話をしていました。
それくらいシビアに考えているミュージシャンもいますので、もう少し音のバランスを調整して出して欲しいと思います。このディスクの最初の発売は1977年ですので当時としては驚異的に優秀な録音です。もう少しオリジナルの音に敬意を払って欲しいと思います。
2009-09-12 00:00
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