グラインダー購入(続き) [エスプレッソ]
グラインダーを購入していろいろと実験しましたが、だいたいうまくエスプレッソを抽出できるようになってきました。
以前、うまく抽出出来なかった原因のひとつとしてはSAECOのフィルターホルダーに内蔵されている強制クレマ抽出機構です。以前ブログでも写真を載せたことがありますが、要するに圧力調整弁のような機構があり、強制的にフィルターホルダー内部に圧力をかけ、クレマが出るように抽出されます。
ただ、この機構のせいで微妙な挽き加減の差での味の変化がわからなくなります。ということでこの機構をとりはずしました。これが一番重要でした。
現状はどのような手順で抽出しているかを一度整理してみます。
・グラインダーの挽き加減はKG364Jで一番細かい設定です。
・次に挽いた粉をフィルターホルダーに詰めますが、以前とは少し手順を変更しました。 まずは一杯目の粉を入れます。
粉を入れた後、フィルターホルダーで下のステンレス版を叩くようにして粉をならします。結構、力をいれてやると、粉がうまく詰まってきます。ここが重要です。粉をフィルターホルダーに目一杯入れてからタンピングだけで粉を詰めるより、叩いて下から粉を詰めるほうが良いです。
2杯目の粉を入れたら、またフィルターホルダーを叩いて粉を詰め、最終的には目一杯まで粉を入れます。
手ですり切って表面を平らにし、タンピングします。タンピングといってもタンパーの重さで沈む分に少しだけ力を加えるくらいです。思いっきり手で力をかけてタンピングすると、家庭用のマシンでは抽出出来ません。ポタポタ落ちるくらいになってしまいます。
タンピング後です。
これで抽出してみます。
ちょっとクレマが少ないですが、まあこんなところです。いつも向かって右側の方が多めに出てしまいます。この原因は調査中です。写真では一応蜂蜜がとろっと垂れるように出ているように見えますが、業務用のマシンに比べると太い流れで出てきます。ということは抽出時間が早い事になります。今でも20秒はかからないです。業務用マシンは細い流れなのでゆっくりと抽出されます。いろいろとやってみましたが味で判断すると、ポタポタ落ちる位の方が美味しいです。ただ、そこはマシンの限界ぎりぎりのところなので、ちょっと条件が変わるとほとんどエスプレッソが出なくなったりします。
これはマジックカプチーノの場合の話なので、他のマシンでは条件は違うと思います。 エスプレッソの豆はカイルアコーヒーさんのル・ブリミックスです。
モカさんnice!ありがとうございます。
by とんちゃんゴルフ (2010-05-20 20:34)