WALKMAN NW-846購入(4) [AUDIO]
今日はNW-846のノイズキャンセリングの話です。
ソニーのノイズキャンセリングヘッドフォンの最高機種であるMDR-NC600Dでは’約99%の騒音を低減するデジタルノイズキャンセリング。と記述してあります。また、ノイズキャンセリングには大きく分けてアナログ方式とデジタル方式の2種類があり、ソニーはDSPを使用したデジタル方式と記載されています。
一方WALKMAN A840シリーズ、Xシリーズでは’周囲の騒音を約98.0%カット’と記述されています。この1%の差がどのくらいの差なのかは分かりませんが、結構あるのでは・・・と思います。ただ、基本的に上位機種で開発した技術をWALKMANに適用しているようです。MDR-NC600Dではノイズキャンセリングのモードの記述が
・NCモードA・・・・・・主に航空機内での騒音 ・NCモードB・・・・・・主に電車やバス車内の騒音 ・NCモードC・・・・・・主にオフィス、勉強部屋、など、OA機器、空調機器の騒音
となっていますが、WALKMANNではわかりやすい表示に変更となっています。
ノイズキャンセリングの設定はメニュートップ---各種設定--ノイズキャンセル設定を選択すると以下の設定メニューが表示されます。
ここから環境選択を選ぶと、一番最初の写真の表示になり、ノイズキャンセル調整を選択すると次の画面表示になります。±15段階可変できるようです。
私は通勤にしか使用しませんので、’電車・バス’のモードを選択し、’ノイズキャンセル調整は’+5位に設定しています。あまり値を大きくするとノイズ成分が聴感上気になってくるので、このくらいにしています。イコライザで高音を持ち上げているのも関係しているかもしれません。ノイズキャンセルをオンにすると全く周囲ノイズが聞こえなくなるわけではないです。特定の帯域のノイズが減少するように設計されているので、電車に乗っていても車内放送の音もそれなりには聞こえます。
MDR-NC600DのHPには各ノイズキャンセルモードの周波数特性が表示されています。これを見ると電車・バス用のNCモードBは低い周波数を中心にノイズキャンセルをかけています。聴感上ではで電車の走行音をキャンセルするように設定されている様です。
毎朝、乗っている南武線、京浜東北線では結構走行音がキャンセルされて聞こえます。これまた、毎日乗っている京王線やたまに乗る小田急線だと走行音のキャンセルが弱い気がします。京王線、小田急線の方が走行時に聞こえる成分としては高い周波数の音が多いです。
SONYなのでやはり品川を中心としたJRの音を中心にチューニングしているのではと勝手に思っています。あくまで私の個人的な見解です。
全くノイズが聞こえなくなるというわけではないですが、電車で座って帰るときはよく眠れます。一点、関心したのはノイズキャンセルONにしても音質の変化を感じさせない点です。この技術がこの値段で買えるというのはすごい事です。
やはり、WALKAMAN用なので、少し効きを押さえてあるのか、それともコスト的にこの辺が限界なのかは興味あるところです。一度、MDR-NC600Dを試してみたいところです。
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